logo1.gif
39.jpg



Page 3 of 3«123

Tag Archive for '建築コラム' Page 3 of 3

テーマをもつ

先日ハワイアンズで行われた健康住宅サミットにパネラーとして参加してきました。私は会員ではありませんので会の趣旨はよくわからないのですが、『断熱改修』というテーマで話してきました。
10031503232.jpg(写真は無断拝借)
健康住宅という広汎なテーマで絞り込むことが難しいのでしょうが、家をつくる側の意識も以前とはかなり変わってきているようです。テーマをもって取り組もうとしています。

家を建てようと考えている方もテーマをもって取り組むことが必要です。

耐震

ここのところ耐震、耐震となにかと、かしましい。
耐震の重要性は理解するが程度問題のような気がしてならない。

南面に大開口を持つ日本の家屋の伝統や文化は衰退し、民家園のようなところで昔を懐かしむようになるのだろうか。

SIC

最近は玄関のそばに『SIC』と呼ばれる空間がつくられることが多くなってきているようですし、図面でもよく見かけるようになりました。これはとても良いことなのではと思います。

もともと住宅の玄関玄関は、元は中国『老子』の「玄の又玄なる衆の妙なる門」による語で、日本では鎌倉時代に禅宗で用いられた仏教語。「玄」は奥が深い悟りの境地を意味し、「関」は入り口のことで、玄関は玄妙な道に入る関門、つまり奥深い仏道への入り口を意味した。そこから、玄関は禅寺の方丈への入り口を意味するようになり、寺の門などもさすようになった。現在のように、玄関が住居の入り口の意味として用いられたのは、江戸時代以降のことである。(語源由来事典)は長い歴史から眺めると庶民のあこがれの的でいつのまにか当たり前につくられるようになったようです。もともとがその機能を目的にしたものではありませんから現在でも玄関として機能してはいません。

最初の頃はそれなりの広さがあったようですが、だんだんと狭くなり下駄箱を置いたり、やれ玄関収納と名のつく玄関自体を否定するようなものまで入ってくるようになりました。そこでようやく使い勝手の悪さに気がついた訳です。『SIC』がでてきました。
Continue reading ‘SIC’

一寸の差

表題をなんと読んだでしょうか?
今回は『ちょっと』ではなく『いっすん』と読んでください。一寸は尺貫法の単位で約30mm、3cmのことを言います。
最近はバリアフリーバリアフリー(Barrier free)とは、広義の対象者としては障害者を含む高齢者等の社会生活弱者、狭義の対象者としては障害者が社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害(障碍)や精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた状態をいう。一般的には障害者が利用する上での障壁が取り除かれた状態として広く使われている。「バリアフリー」は、特に日本に於いて広く普及し、発展・拡大解釈されている用語であることに留意する必要がある。英語本来では、設備やシステムが広く障害者や高齢者などに対応可能であることを指して「accessibility」という用語が頻用されるのに対して、「barrier free」は建物の段差を取り除くことなどのみを示す認知度の低い用語である。(Wikipediaより)が大流行で木造の教科書といわれる『金融公庫仕様書』にも明記されていたりします。室内の段差をなくそうということで和室と廊下、つまり畳と板の間を平にします。境にあるのが敷居で、この高さが従来では8分~1寸(24mm~30mm)だったのですが、躓くにはちょうどもってこいの高さなので標的にされました。いまではどこの家でもといっていいくらい平らになり、敷居でつまずくことはなくなったようです。
Continue reading ‘一寸の差’

設計事務所の仕事

設計事務所の仕事って? たまに聞かれる。
そういえば私も他事務所がどんなことをしているかを詳しく知らない。
そこで当事務所のお話です。

設計事務所の仕事は図面を描くことであると考えている人が大多数のようですが、おおいなる間違いです。図面での表現はこちらの意図(意志)を伝えるひとつの手段にすぎません。もともと三次元の建物を二次元で表現すること事態がたいへんといえば大変なのですが、実物を造って説明するわけにもいきませんから図面での表現に頼らざるを得ないわけです。建物を造ることが目的ですから、やはり図面を描くことは手段のひとつに過ぎないのです。
Continue reading ‘設計事務所の仕事’

住宅は特殊解

よく住宅は『特殊解』だといわれる。
そこにいつのまにか共通項として『部屋名』を持ち込むようになり、いまや定着をしてしまった。
このことが住宅を計画する際に固定観念化を招いている一つの要因であろう。

住宅はフレキシブルでなければいけない。
とすれば、計画自体ももっとフレキシブルであるべきである。

結果的気密住宅

『高断熱。高気密』と聞くと『すきま風が入るくらいがちょうど人間には良いんだ』と無関心な建築関係者がまだまだたくさんいます。ではそんな考え方でできた住宅の『C値』 住宅の気密度を表す値で、床面積1m2あたりどのくらい隙間があるかをいい、単位は[cm2/m2]で表します。C値が小さいほど高気密となります。「C値」は「隙間相当面積」、「αA´」とも言いい、同じ意味を示します。はいかほどになっているのでしょうか。私の想像でしかありませんが多分5.0以下にはなってしまっていると思います。なってしまったというのは意図しなくても気密がとれてしまうのではないかということです。

現在の住宅用サッシの技術の向上で隙間が減り、ビニールクロス等の仕上げ材は気密層建物の内外からのすき間風を防ぎ、気密性を高めるために外壁・床・天井などに設けた層のこと。を知らないうちに形成してしまうのです。
で、こんな住宅を私は『結果的気密住宅』と呼ぶことにしてみました。
Continue reading ‘結果的気密住宅’

笑撃的な話

【改正建築基準法】現実離れした法に「怒り」と「困惑」の声――緊急実態調査

会員にならないと読めないようですが、今回の改正建築基準法に関しての笑撃的なお話がいっぱいです。
今回の改正は『人のやる気を削ぐ法律』でして、ばかばかしくてやる気がなくなるくらい良くできています。

不遜な態度

先の参議院選挙で自民党が大敗北した原因がいろいろ挙げられている。
注目したいのは阿倍総理の「説明が足りなかった。私たちは間違っていない、きっと分かってもらえる。」という発言である。彼のこの態度も敗因のひとつではあるまいか。国民に対して不遜なのである。

振り返ると私たちも安倍総理と一緒なのではないだろうか。不遜な態度をとっていないのだろうか。
「間違いありません。」
「その考え方間違ってません?」
「こうすべきです、そうではありません。」

かといって卑屈(極論すぎる!)になることもないのだが、匙加減が難しい。
しかし私たちはしっかり勉強をしているのである。
オット、あまり書くと阿倍さんと一緒か?

かっこ悪い振られかた

先日赤城農相が辞任した。というより罷免である。
彼の失敗は法律を遵守しそこから一歩も出なかったことにあった。機微に富んだ国民にはいっこうに通じない「かっこ悪い振られかた」であった。

一方楳図かずおさんが自宅をつくることで建築中止の仮処分申請騒動がおきている。こちらも建築基準法を遵守しているのに何が問題だということだろうが、あの装飾はいただけない。景観にもっと配慮すべきであろう。
ここで面白いのは詳細は知るよしもないが住宅メーカーは建築主に対して従順(言葉を換えれば卑屈)すぎる態度が見え隠れしてしまったことである。仕事になれば何でも言うことを聞いてしまうらしい。「お止めなさい。」の一言ぐらいあってしかるべきである。
Continue reading ‘かっこ悪い振られかた’


Page 3 of 3«123