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Tag Archive for '建築コラム'

コラボの時代

コラボレーション(英:collaboration)とは、共に働く、協力するの意味で、共演、競演、合作、共同作業、利的協力を指す言葉。動詞形はコラボレート(collaborate)。しばしばコラボと略される。

設計事務所に建築に関する有り余った知識はありません。特に当事務所は分離発注方式で家をつくることを主としていますので各方面の専門的な知識が必要となります。
広い土地に計画の依頼があれば土木設計の方の協力が必要であり、内装などで初めて使う材料であれば内装工事の方とのコラボが必要です。

実際にこんなケースもありました。
ルナファーザーという塗装下地壁紙を張る場合、カタログには突き付けでOKとありますが材料をみるとどうも怪しい。(多分透いてしまう。)そこで事前に内装工事の方と一緒に試し貼りをしながら最良であろうと思われる施工方法を探したりもします。

外構・植栽工事等もこれまでは設計事務所が単独で計画をしていたようですが、これからはその方面の専門家との共同作業が必要になるでしょう。その他各工事の専門家が活躍もしています。

とかく建築は横のつながりが希薄であるといわれていますが、コラボは必要です。
設計事務所と設計事務所、設計事務所と工務店、家具工事と電気・設備工事等いろいろなケースが想定されます。設計事務所にはコラボをうまく統合していきながら建築をすることが求められているように思います。

心地よい家にするために

郡山のビックパレットで行われた「省エネ住宅フェア」が終わりましたが、私達の提案した「Project 3.9」は一般の方々にはなかなか理解が難しかったようです。
快適な暮らしを省エネをしながら実現していこうというこのプロジェクト、コンセプトと実例をパネルにしたものを PDF にしてみました。

心地よい家に住みたい方、我慢して一度読んでみてください。

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ヒートショック

快適な家づくりの趣旨のひとつにヒートショックをできるだけなくしていきたいということがあります。
コチラに調査記事がありますが12月だけを見てみても、1日当たり16人が入浴中に死亡していますし年間では1万人を超えているともいわれています。

対策しておくに越したことはありません。

(注)ヒートショックは急激な温度変化が体に及ぼす影響のこと。血圧が急変動したり、脈拍が早くなったりし、深刻な事故につながるケースがあります。
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不作為の作為

するべきことを知らないでしないのも論外であるが、するべきことを知っていながらしないのは不作為の作為とでもいうのだろう。

予算が無いからといって断熱材をきちんと入れずに豪華なキッチンセットに予算をまわし、プランは高断熱・高気密でなければ絶対に寒いと思われる吹抜のある大きなリビングをそのまま造ってしまう。生活を始めたら寒いことがわかっているのにである。

そうしなければ受注できないのが現状のようで、悲しい話である。このあたりはつくる側ばかりでなく建築主にも責任があるのだが、「住まい」は生活の場である。建築主の要求に対してきちんと説明をしていくことが大事である。

「住まい」をつくるにも優先順位があります。豪華なキッチンセットなんかやめて断熱・気密をきちんとしましょうと大きな声で言いましょう。

太陽エネルギー活用

ソーラーカー試乗会、太陽エネルギー活用 福島県いわき市(サンスポ)

この記事にもありますが、いわき市の日照時間は年間2000時間を超えています。あちらがソーラーカーならばこちらはソーラーハウスと太陽エネルギーを活用して快適な家にしましょう。

ソーラーシステムは冬どうしても太陽が出ない日がありますので補助暖房が必要となりますが、さほどではありません。たとえば12月ひとつき分の灯油消費量は18L(灯油一缶)で賄えます。お湯採りもできます。

概念図
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このシステムも床下を利用していますね。

電気蓄熱床下暖房

これは「いわき」でも最近よく見かけるようになった「スラブヒーター」です。

概念図
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床下の土間コンクリートにスラブヒーターを埋め込み、深夜電力で蓄熱する輻射熱、自然対流熱を利用した暖房設備でこれもなかなか優しい暖房です。

Continue reading ‘電気蓄熱床下暖房’

床下放熱器

こちらも数例設置しました。

概念図
ws000000.JPG 床下放熱器

床下に設置してふく射熱と自然対流を利用して室内を暖める仕組みです。熱源は灯油を使い不凍液を温めて床下の放熱器に通していきます。パネルヒーターとの組み合わせも可能です。
ACのきつい暖房とは違い、とてもやわらかい暖かさが魅力です。

薪ストーブ

暖房設備の中で薪ストーブを例にあげました。これまで当事務所の分離発注でもいくつか薪ストーブを設置しています。

分離発注ですので薪ストーブも専門店に発注するのですが、那須にある『ASPEN-アスペン』さんにお願いしています。HPでは薪ストーブがタイプ別に紹介されていますので興味のある方には楽しいと思います。

個人的にはコレか?
ヨツール(ノルウェー)F118

暖房設備

そろそろ暖房が欲しい季節になってきました。
ここ『いわき』は確かに温暖な地域なのですが、それでも冬はやはり寒いのです。

『家づくり』の計画の際、知ってか知らずか後は住む人にお任せとほとんど無視されてきた『暖房計画』が『快適な住まい』には不可欠です。きちんと断熱・気密をし熱損失計算をすると『燃費のわかる家』になりますし、小さな熱源で全館暖房が可能です。あとは家の形、生活様式にあわせて熱源を決定していきます。

下記のような暖房設備があります。
      ・床下放熱器(灯油)
      ・スラブヒーター(深夜電力)
      ・ペレットストーブ
      ・薪ストーブ
      ・パネルヒーター
      ・オイルヒーター
      ・ソーラー
室内の空気を汚染しない設備を選択することが大事です。温度ムラが無いようにしましょう。

熱損失係数(Q値)比較

Q値」とは“熱損失係数”といって、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡あたりに逃げ出す熱量のことを指します。 もちろん小さければ小さいほど、熱が逃げにくいので居住性能がいいとされています。

次世代省エネルギー基準」とは平成11年3月に改正告示された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」及び「同設計及び施工の指針」のことです。いわき市はⅣ地域に定められています。
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『暑くなく、寒くない家』を目指している当事務所としては「次世代省エネルギー基準」に沿って家をつくるだけでは充分でないと考えていますので、さまざまな工夫をします。『次世代省エネルギー基準』等を計算しながらすすめるのですが、この『熱損失係数』がなかなか理解してもらえません。
そこで実際に竣工した家の資料から「次世代省エネルギー基準」と「当事務所仕様」で『熱損失係数』を比較したグラフを作成してみました。

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