logo1.gif
39.jpg





結果的気密住宅

『高断熱。高気密』と聞くと『すきま風が入るくらいがちょうど人間には良いんだ』と無関心な建築関係者がまだまだたくさんいます。ではそんな考え方でできた住宅の『C値』 住宅の気密度を表す値で、床面積1m2あたりどのくらい隙間があるかをいい、単位は[cm2/m2]で表します。C値が小さいほど高気密となります。「C値」は「隙間相当面積」、「αA´」とも言いい、同じ意味を示します。はいかほどになっているのでしょうか。私の想像でしかありませんが多分5.0以下にはなってしまっていると思います。なってしまったというのは意図しなくても気密がとれてしまうのではないかということです。

現在の住宅用サッシの技術の向上で隙間が減り、ビニールクロス等の仕上げ材は気密層建物の内外からのすき間風を防ぎ、気密性を高めるために外壁・床・天井などに設けた層のこと。を知らないうちに形成してしまうのです。
で、こんな住宅を私は『結果的気密住宅』と呼ぶことにしてみました。

何が問題なのでしょう。『結果的気密住宅』には作り手としての優しさがありません。最初の考え方が違いますから断熱の効きはあまり期待できないでしょうし、本来気密を前提として考慮すべき24時間換気もどうなっているかわかりません。室内のVOC揮発性有機化合物(きはつせいゆうきかごうぶつ)は、常温常圧で大気中に容易に揮発する有機化学物質の総称のこと。ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン等対策もままなりません。カビ、ダニ等の発生も考えられます。

冒頭で無関心な人が多いと書きましたが、実は『無関心をよそおっている』だけで面倒だから『手をだしたくない』というのが実情なのではないでしょうか。
だんだん書くことが辛口になってきましたが、決して私生活で何かあった訳ではありません。

関連記事

  1. 誤解
  2. 隙間風
  3. セルローズファイバー 壁内結露
  4. 暖房設備
  5. 全館暖房
  6. 次世代型いわきの家
  7. 熱損失係数(Q値)比較
  8. ホルムアルデヒドとカビ
  9. かっこ悪い振られかた
  10. コラボの時代
  11. 心地よい家にするために
  12. ヒートショック
  13. 不作為の作為
  14. 太陽エネルギー活用
  15. 電気蓄熱床下暖房
  16. 床下放熱器
  17. 薪ストーブ
  18. こんな方法も!
  19. 変わらないこと
  20. 200年住宅
  21. なんだかなー。
  22. 家づくりの契約
  23. 脱力感2
  24. 脱力感
  25. テーマをもつ
  26. 耐震
  27. 露出配管
  28. SIC
  29. 一寸の差
  30. リフォームを考えている方へ
  31. シックハウス簡易診断
  32. 設計事務所の仕事
  33. 住宅は特殊解
  34. 笑撃的な話
  35. 不遜な態度
0 Responses to “結果的気密住宅”
  1. No Comments
コメントの投稿