「Q値」とは“熱損失係数”といって、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡あたりに逃げ出す熱量のことを指します。 もちろん小さければ小さいほど、熱が逃げにくいので居住性能がいいとされています。
「次世代省エネルギー基準」とは平成11年3月に改正告示された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」及び「同設計及び施工の指針」のことです。いわき市はⅣ地域に定められています。
『暑くなく、寒くない家』を目指している当事務所としては「次世代省エネルギー基準」に沿って家をつくるだけでは充分でないと考えていますので、さまざまな工夫をします。『次世代省エネルギー基準』等を計算しながらすすめるのですが、この『熱損失係数』がなかなか理解してもらえません。
そこで実際に竣工した家の資料から「次世代省エネルギー基準」と「当事務所仕様」で『熱損失係数』を比較したグラフを作成してみました。
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開口部、換気については比較するため仕様を変えず、断熱材の種類と厚みを変えています。
熱損失係数は次世代省エネルギー基準、当事務所仕様それぞれ『2.65』と『1.81』となりました。屋根、外壁から逃げる熱が半分になったことがわかると思います。
で、これがどんな結果をもたらすのかと言いますと、
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全ての暖房を灯油で賄い、平均室温を18度とした場合の年間灯油消費量の比較グラフです。それぞれ『1,301リッター』、『577リッター』となりました。『暑くなく、寒くない家』は『家計にも優しい家』でもあるのです。
お終い。





