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居心地のいい家

吉田敏彦建築設計室 » 家づくり » 居心地のいい家

 居心地のいい家? こんなことがいつも頭の中をぐるぐる廻っています。それは答えがいとも簡単だからで、基本的に一緒にいて居心地のいい人と暮らしていければ、それが居心地のいい家なのです。そこには家など存在しないし、もしかすると家族という枠組を超えているのかもしれません。
 こうした事実をふまえたうえで、居心地のいい家を考えていくのが設計事務所の役割、存在の理由かと思います。

 幸い私達は不特定多数の最大公約数を想定しての商品化された顔の見えない既製品住宅と違い、実際に住まう個々の人たち(クライアント)に出会う機会を得ることができます。クライアントの家に対する夢や希望を共有し、時には共鳴しながら居心地の良さを追求していくことが大事でしょう。

 よく私は『住まいの内と外』という言葉を使いますが、家の中身と器のことで使っています。とかく『外である器』のデザインばかりが評価されてきましたが、時代の急速な変化でワンセグまで登場し生活様式の変化も行き先が見えにくくなっています。もっと『内である中身』に目を向けていかなければなりません。もちろんデザインも大事で『内と外』の折りあいをつけていくのが設計という仕事でもあります。

 家を訪ねたときに「何かほっとする。」そんな家だったらと思います。

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