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間(ま)

吉田敏彦建築設計室 » 建築コラム » 間(ま)

間(ま)という言葉が昔から日本にはあります。畳の間・板の間・土間・囲炉裏の間・茶の間等聞きなじみの言葉だと思います。

間は一般的な建物の柱と柱の間隔を指す長さの単位だったらしく、間をとって空間が構成されてきました。つまり柱による空間だったので日本の家屋は基本的にオープンだったのです。柱間に間仕切りとして障子や襖が入りました。以前の記事「引き戸が好きだ。」に書いた「引戸は開けておくもの、ドアは締めておくもの。」はここからきています。
「間が悪い」などは、この開放感からくる「プライバシー」を端的に表しているように思います。いずれにしろこのような日本の文化、感性は大事にしていきたいものです。

一方壁で囲まれた西洋文化には「室」が生まれ「ドア」が発生してきました。よく軸組工法と壁枠組工法の違いが比較されますが、根っこのところに「間」と「室」の違いがあるのではないでしょうか。

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