- 2008年3月22日 08:42
- 建築コラム
「江戸東京たてもの園」を My Map にでも登録しておこうかなとうろうろしていると、意外と近いところに立原道造さんのヒアシンスハウスを発見。こちらも当然、登録です。
そういえば以前「日々の新聞」に書かせてもらったことを思い出し、記事を引用してみます。
表紙の風信子荘(ヒアシンスハウス)の写真を見て思わず顔が緩んでしまいました。「小屋」と「家」の違いについて考えてみるのも、楽しいでしょう。若い詩人と将来の夢を膨らませた女性の新居となるはずであったワンルームで、アイデアが凝縮された4.4坪程の宝石箱のような建物です。
彼は自信満々に将来の妻の喜ぶ顔を期待して計画案を見せたらしいのですが…。
「でも、1部屋では困る時がなくって?」
そのひと言に立原はたじろぎ、不機嫌になり「そよ風をゼリーにして…」というようなセリフはついに出なかったそうです。
ここにヒントが隠されていて、風信子荘あたりが「小屋」と「家」の分岐点であろうといわれています。男と女の実生活に対する価値観の違いも見えてきます。建築って面白いんです。
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